フランチャイズ・代理店辞典

フランチャイズならイーコネクション
キープリスト
フランチャイズの役割
フランチャイズ(FC)の登場により、まったく経験のない新規事業に参入しても成功する機会が飛躍的に増えました。
残念ながら新規事業に参入しても思う ような結果が得られず撤退する人たちがいることも事実です。
しかし、それはある程度の成功を収めた人たちと比べればはるかに少数であり、多くのフランチャイズ へ加盟された人たちはある程度の成功ないしは生活できる水準に達していることも事実です。
フランチャイズシステムの登場により多くの独立開業のチャンスが増え 現在では経済の活性化の一翼を担っていると言えるでしょう。
フランチャイズの誕生
フランチャイズが誕生したのは、19世紀のアメリカ。
自動車、ガソリンスタンド、ソフトドリンクなどの自社商品を販売するシステムとして、フランチャイズの システムを採用したのが始まりといわれています。
このFCが日本に入ってきたのは1960年代。
有名なところで1956年のコカ・コーラや1963年のダスキン・不二家の 開業といわれています。
1969年には第二次資本自由化が行われ、外食の分野では100%自由化され、1970年代の初頭には米国企業を中心に一斉にわが国の企業との提携を始め、 「ミスタードーナッツ」「マクドナルド」「ケンタッキーフライドチキン」「ダンキン・ドーナッツ」などが続々登場し、フランチャイズはファーストフードを 中心とする外食産業で開花しいてきました。
その後、1980年代前後には大手企業がコンビニエンスストアを次々とフランチャイズチェーン 展開し更なる発展を遂げていきました。
フランチャイズの類型
  1. 【商品・商標フランチャイズ】
    主としてメーカーや卸が自社製品の販売網拡大と固定化のために採用するもので商品供給と商標の使用許諾を重点としています。
    「古いフランチャイズ」(old franchise)と呼ばれることもありますが、今日では代理店、特約店と呼ばれるのが普通です。
  2. 【ビジネス・フォーマット・フランチャイズ】
    ビジネス・フォーマットといわれるようにビジネスのノウハウ、商売のやり方をフランチャイズするものです。
    現在の日本の代表的なフランチャイズはビジネス・フォーマット・フランチャイズです。
    商品・製品・原材料の提供だけでなく、事業形態や営業方法そして 経営ノウハウが一体となって本部から加盟店へ提供されるフランチャイズのタイプである。
  3. 【コンヴァージョン・フランチャイズ】
    現在営業中の事業や店舗をコンバージョン(転換)させて自社のフランチャイジーにさせるフランチャイズ形式のこと。
    すでに同種の事業を経営している事業主を対象に、新たな商標・サービスマークの下でネットワークを組み、ノウハウや技術を出し合うことでより合理化・高度化された 事業を営むフランチャイズシステムの一種である。
    不動産業、建築・リフォーム業、ホテル業など事業展開が広域エリアーに及んでいる事業分野で行なわれており、 タイプとしてはサービス業に向いている。
フランチャイズ本部のメリットとは
フランチャイズビジネスは、FC本部がノウハウを提供し、加盟店は、店舗運営のための資金や人材を用意して、FC本部の事業に参画することで成立します。
このように他人資本を活用することで、資本力の弱い企業も急速な多店舗展開が可能になります。
FC本部の収益は、加盟店から支払われるロイヤルティが主体と なりますので、フランチャイズ展開は直営店展開に比較して収益が少ないことは事実です。
しかし、事業展開のスピードが確保され、知名度や立地条件などの面で、 競合に対して優位な立場を取ることが可能になります。
このことが業界での地位を確固たるものにし、フランチャイズ本部、加盟店ともに安定的な収益を得ることができるのです。
加盟者のメリット
  1. 【少ないリスクで開業が可能】
    新しく事業を始めること(独立開業)は大変大きなリスクを伴います。
    事前にどんなに綿密に計画を立てても成功するかわかりません。
    その点フランチャイズビジネスでは既にフランチャイズ本部が、成功事例やそのノウハウを持っているわけですからゼロからスタートするよりは成功の確率が 高いことは言うまでもありません。
    具体的に利用できるのは、チェーンの知名度やブランド、店舗運営や教育のマニュアル、スーパーバイザーによる 継続的な支援といったところです。
  2. 【経験がなくても開業が可能】
    加盟者がフランチャイズ本部から提供を受けるフランチャイズパッケージのなかには、FC本部が開発した商品やサービス、 ノウハウや情報が含まれています。
    本部の研修プログラムを受け、マニュアルに沿って運営を行うことで、経験がなくても独立開業が可能です。
    この事がFC本部に 加盟する最も大きなメリットの一つといえます。
  3. 【本部の知名度やブランドイメージが使える】
    名の通ったチェーンであれば、店名を聞いたりロゴマークを見ただけで、過去の自身の購買経験を踏まえて その店のイメージを想像することが容易に出来、新しくオープンした店を利用する場合でも抵抗感を感じることなく利用することができます。
  4. 【資金調達に有利】
    資金を金融機関から借り入れる場合、単独で新規事業を始めるよりもFC本部の資料などを利用できるので金融機関の信用が得られ 易いというメリットもあります。
代理店
代理店とは商品・物品・機器・サービスなどの販路拡大と販売チャネルの構築のために本部が代理店を募集し継続的取引契約を結んだ店舗・事業者又は個人をいいます。
代理店は物販(小売)業に多く、卸商、小売商のようにすでに販売ルートを持っている事業者に向いおり、保険、広告、旅行の代理店のように一定の法律行為や事実行為を 継続的に行う事業においても代理店は多々見られます。
アメリカのフランチャイズの発展過程を見ると、特約店や代理店が、フランチャイズに進化発展したことがわかります。
注意すべきは、単にメーカー、卸売業者、総代理店などに代わって商品・サービスを販売するだけの契約に過ぎないのに、フランチャイズ契約と称して多額の対価を要求する フランチャイズ本部まがいが存在することもあるので内容を確認する必要があります。
特約店
特約店とは商標・ブランドのライセンスの下に商品・物品・機器・サービスなどの継続的販売を行う店舗・事業者又は個人をいいます。
代理店と呼ぶ場合もあるが、確たる定義はなく、企業によってその呼び名は異なり、その違いも個々の取引契約内容によって判断する必要がある。
フランチャイズ事業の場合は、商標・ブランド・サービスマーク、事業の仕組み、経営・営業のノウハウを全てパッケージ化して取引するところに大きな違いがある。
販売店契約と代理店契約の違い
販売店契約は、販売店側が、メーカー(サプライヤー)から製品を仕入れ、在庫を抱えてビジネスをおこなう契約です。
ですから、当然、在庫を抱えるリスクはあります。
一方で、仕入れと販売価格の差額をそのまま利益とすることができます。
これに対して、代理店契約は、代理店が、メーカー(サプライヤー)の代理として、 商品・物品・機器・サービスを販売する契約です。
いわば、営業代行や業務委託のようなものです。
ですから、販売店とは違って、在庫を抱えるリスクはありません。
販売店と代理店のどちらが有利なのかは、契約条件や立場によって異なります。
ですから、一概に、どちらが有利だとか不利だとか断定はできません。
また、販売店や代理店には、検討すべき点がいろいろとあります。
例えば、契約の内容が独占的なのか非独占的なのか、競合品の取扱はどうなっているのか等 多岐にわたりますのでよくご確認ください。